甘噛み・トイレ・吠える・子犬のしつけはいつから始めればいいのか?

楽しい楽しい子犬との生活の始まり

子犬を迎え入れる前にはたくさんの幸せを想像しませんでしたか?

こんなところへ連れて行ったり、家の中で一緒にくつろいだりしてみたい♬

朝起きたら楽しくお散歩出来るなぁ♬

首輪や胴輪、リード、犬用の食器、トイレシーツも用意万全!

あとは子犬を迎え入れるだけ!

人生バラ色うほほーい(*≧艸≦)

しつけをするしないなんて考えよりも、楽しい生活に頭が一杯だったりします。


いざ迎え入れてすぐの時期

ご自宅へやってきたすぐ(当日から約1カ月以内)の子犬は大概静かに、大人しい状態になってるもんです(・∀・)

この時期ですと、オーナーさん達は子犬のいる生活から幸せを感じる事が多いです。


トラブルがあったとしても手を焼くのも少しだけ、人がちょっと対応すれば問題が解決したように思えてますが・・・



子犬の行動が徐々に変化

子犬をご自宅へ迎え入れてある程度(約1カ月以上)経過すると子犬の行動が徐々に変化したりする子が見られます。


・来た時よりおしっこを家の中のあちこちでするようになったなぁ。

・トイレシーツでおしっこが出来てたのに、失敗しがちになったなぁ。

・トイレシーツを破くようになったなぁ。

トイレのしつけ、トイレトレーニングでのお悩みではありませんか?トイレ掃除だけで時間が過ぎ去ったり、毎日トイレ掃除をしてもうこりごり、そう思っちゃいますよね🚻。


・甘噛みがずっと止まらないなぁ。
・それどこか噛む力が強くなってきて痛い。
・噛み癖がついてきた。

人にガブガブと甘噛みをしたり噛んでくる。家具を噛んでしまう。噛む行為は子犬が来た時よりも、時間が経てば経つほど目立つ行為として出てきます。

せっかく触れ合おうとしても、噛まれるから触れない。テーブルや椅子をかじられてしまうから、部屋の中で自由にさせる事が出来ない。悪循環。

子犬の歯は鋭いので、ひっかき傷も増えてしまいます。


  • 吠えるようになってきた。
  • 吠え癖が出てきた。
  • インターホン・チャイム・留守番の時に吠えてしまう。

甲高い声子犬の声は頭に響きますし、ご近所のトラブルの元になりかねません。

落ち着いて家を空けるのも難しそうですね。


オーナーさんの望んでいない行動、俗に言う問題行動が増えたりします。

子犬はいつからこれらの行動を身に付けたのでしょうか?

悪い人間がコッソリと問題行動をするように導いたのか?


子犬は人との生活を常に「しつけ」と感じている。

ここの考えが人と犬との大きなすれ違いを生む原因となっています。

「しつけ」をお座りやお手、待て、などなどを教える行為と思っていませんか?

子犬が捉える「しつけ」は違うんです。子犬は「しつけ」をこんな風にとらえています。


「しつけ」は人との生活のやりとり全て。


「しつけ」をする時間、しない時間が存在すると思っていませんか?

「しつけ」をする時間を作れば、その他の時間は「しつけ」ではない。

そんな風に思っていませんか?

子犬は24時間、いつだって「しつけ」だと感じ取っています。



「しつけ」の印象に囚われないように

「しつけ」の文字を見てしまうと、言葉の持つ印象に囚われてしまいがちです。

「しつけ」をしましょうと言われると、こんな意見が出るのではないでしょうか?


「ずっとお利口にさせないといけないのか。」

「しつけをする時間を用意できない。」

「普通に生活が出来るようになるだけでいい。」


ここで例を上げますね。


あなたが同じ屋根の下で生活をした人物を思い描いてください。

多くの人は家族になると思います。


その家族と共に過ごすと、お互いの行動、言動が影響しあいますよね。


その人物と楽しい時間、経験をすると、その人に対する自分自身の行動はプラスに働きます。

会話をして楽しかったなら、次から自分から会話をしてみようとしますね。相手を喜ばせようと動くかも知れません。


反対にその人物と嫌な時間、経験をすると、その人に対する自分自身の行動はマイナスに働きます。

会話をして楽しくなかったなら、次からは自分から会話をしないでおこうと働きます。こちらが嫌な思いをしないように、相手を傷つけたりもします。


子犬も人の心理と同じなんです。


その人とどう付き合ったかで、次の行動が変化していきます。

しつけとは、何も特別な時間を用意する事だけではありません。

同じ屋根の下で生活をしているなら、ずっとお互いに影響がある時間です。

それがしつけの時間となっているのです。


子犬から見て、どんな存在になれば良い?

子犬と生活をしていく上で必要な指標です。

人と人との付き合いで、関係性ってありますよね。

「親」「兄弟」「友達」「上司」「他人」こんな感じの関係性です。


子犬の「親」になってあげましょう

 いきなり「親」になれと言われても困りますね。

どんな事をしていけばよいのか?


あなたにも親や、育ててくださった方がいるかと思います。

その人との生活を思い返してみましょう。

どんな生活でしたか?

学校の授業のような、お勉強の時間だけでを相手と過ごしていましたか?

違いますよね。色々あったかと思います。


楽しく遊んだ時間や、生活のマナーを教えてもらった時間、こちらの言う事を聞いてもらったり、相手の言う事を聞いたり・・・


「親」は相手の心配をしたり、マナーを教えたり、「子」の言う事を聞いたりしています。

バランスよくそれらを組み合わせて、子犬と向き合ってみましょう!



 最初の問題、子犬のしつけはいつからすればよい?


答えは「家に迎え入れたその日から。」

子犬はあなたと生活をした瞬間から、あなたの影響を受けて育っていきます。

そのすべての時間が「しつけ」となっているのです。


あなたが子犬の親となり、子犬を導いて育てましょう。

良い影響も、悪い影響もあなたから影響を受ける事が多くあります。

甘噛み、吠える、トイレの問題行動も同じです。

子犬はあなたから影響を受けてその行動をとっているケースが非常に多く見かけられます。

問題行動を叩き潰したり、強制しても治るのは難しいですし、悪化するケースが非常に多く存在します。


子犬がなぜその行動をとってしまうかを考えて、そうならないように導いてあげましょう。


その過程が分からない、どうすればいいか分からなければ、レッスンのご依頼をお待ちしております。

 

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